セアノサスの育て方

niitu 030 青紫色の花を咲かせるこの花木をご存知でしょうか? 花の正体は「セアノサス」と呼ばれる低中木です。デープブルーの花が代表的なセアノサスですが、セアノサスには様々な種類、特徴があります。 今回はこのセアノサスの種類や育て方、植え替え方法までご紹介します!

可憐な花穂が魅力的なセアノサス

niitu 030 セアノサスの別名はカリフォルニアライラック。ライラックのような花をつけますが、その魅力は花だけではありません。葉に光沢があるため光に当たるとキラキラと輝きます。 花が咲いてない状態でも観賞できるほど美しく、その爽やかさで近年特に注目されています。 花は春から初夏にかけて、甘い芳香を漂わせる小花を穂のようにたくさん咲かせます。鉢植えでの高さは1m程度に収まり庭上でも背丈ほど。 剪定の手間もあまりかからず、シチュエーションに合わせて手軽に楽むことのできる一押しの花木です。

セアノサスの種類

セアノサスといえば定番のブルーが有名ですがその他にもいろいろな花色があります。落葉性、常緑性、葉っぱに斑が入ったものなどなど。 その中から育てやすく人気の高い商品をご紹介します。 niitu 030

パシフィックブルー

セアノサスで最もポピュラーなのが「パシフィックブルー」。葉は艶が強く、小ぶりで透き通るような濃い青色の花が美しいため、出回っているセアノサスの多くがこの種類です。 若いうちから花付きが良く、また矮性で、鉢植え仕立てにも向いているため大変人気の品種です。 niitu 030

エルドラド

ブルーの花色が美しいセアノサスですが「エルドラド」はその斑入りの品種です。新芽のころは葉っぱの周りが黄色に縁どられ、いっそう彩り豊かな姿となります。 黄色は次第に薄らいで白~黄緑色(白覆輪)に変化していくため、開花後はその姿も見どころのひとつです。観賞用のカラーリーフとしても美しい新しいセアノサスです。 niitu 030

パールローズ

多くが青い花のセアノサスですが「パールローズ」はピンク色の花の品種です。葉が広く他種と違い落葉性という特徴も持ち合わせています。 発色のよいピンク色の花が綿毛のようにポンポンと可愛らしい姿で開花します。 niitu 030

スノウフリューリー

多くが青い花のセアノサスですが「スノウフリューリー」は希少な白花の品種です。 開花期には真っ白な花序がまるで牡丹雪のデコレーションのような姿になります。

育て方

セアノサスは特に難しくなく、注意する点をしっかりと押さえておけばだれでも簡単に育てることができます。春には可憐な花穂をお楽しみいただけるでしょう。

水やり

過湿に特に注意します。セアノサスが枯れる理由の大半は過湿だと言われています。地植えの場合:根付いてからは必要ありません。鉢植えの場合:表土が乾いたら与えます。

土

粘土質の水はけの悪い土壌は避けてください。鉢植えの場合は市販の園芸用土に赤玉土を混ぜて排水性を高めたものか、配合する場合は赤玉土6、腐葉土3、川砂1程度でご利用ください。

日当たり

日照を好むため、鉢植えの場合も春から秋にかけては屋外で管理してください。真夏の西日が強すぎる場合は半日陰に移しますが、過湿にならないような環境を優先します。 梅雨のころは特に、雨から避けるよう注意すると良いでしょう。冬場は関東以西では外で越冬できますが、寒冷地の鉢植えでは明るい室内に移します。枝が比較的軟らかいため、風当たりの強くない場所が無難です。

肥料

開花後にお礼肥えを1回、秋にもう1回の年2回を目安に緩効性の肥料を与えます。肥えた土壌を好みますが必ず必要になるほどではありません。 花つきが悪くなる場合は肥料切れが考えられるため、その場合はリン成分を多めに与えます。

剪定

開花シーズンが終わったら切り戻しを行って丈を調整します。秋以降は花芽を落とすことになるため、基本的には行いません。 枝が込み合った場合は間引き剪定を行い風通しを良くします。